2015年3月9日月曜日

シャトー・プランティ・ド・リュージャン(Chateau Plantey de Lieujean)1994

ボルドーワインとは。





















シャトー・プランティ・ド・リュージャン 1994
Chateau Plantey de Lieujean 1994

2日目は初日より温度を上げてみました。

香りは明らかに広がっています。若干の渋みと小さな甘味。

ピークは明らかに越えているし、美味しくはないです。

美味しくはないけれど、悪くはない。
そして料理に合わせるとそこそこいけます。

今夜のメニューは

  • ニンジン、タマネギのバターとオリーブオイルのソテー
  • チェダーチーズ
  • バゲット

とシンプルめでしたが、無理して合わせに行ってなくても、若干のマリアージュ感じました。
これがボルドーの底力なんでしょうか。

ボルドーの古酒では、終わっているようで意外といけるなあということが良くありますね。

ネットでもあまり情報は無く、主要品種はメルロとのことですが、フランス語のサイトではカベルネ・ソーヴィニョン、メルロのような。1994年よりカベソの割合が増えたのかもですが。

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銘柄:シャトー・プランティ・ド・リュージャン
ヴィンテージ:1994
生産地:フランス(ボルドー・オー・メドック)
主要品種:メルロ(赤、辛口)

2015年3月7日土曜日

シャトー・プランティ・ド・リュージャン(Chateau Plantey de Lieujean)1994

昨年暮れに散歩がてら、家から2駅ほど歩いている途中、ある酒類量販店を見かけました。普段はこういうお店には入ることがないのですが、あまりの寒さに立ち寄ってみました。

ワインコーナーで驚いたのは、結構古いヴィンテージのワインが置いてあるなと。それも名前も知らないようなACボルドーが多かったです。

まあ普通に考えるととても飲めるコンディションじゃないだろうと思ったのですが、値段が安かったので1本だけ買ったのが、これ。

ちょっと休ませないとダメだろうから、セラーに2ヶ月以上置いておきました。

さて、開栓してみて、コルクの状態は悪くないです。













シャトー・プランティ・ド・リュージャン 1994
Chateau Plantey de Lieujean 1994

色付きも悪くないし、酒石酸が綺麗に付着しています。

しかし……やっぱり厳しい。。

香りも立たないし、味も終わってるなあと。
まあ例えコンディションが悪くなかったとしても1994年の無名シャトーですからね。

この日のメニューはお手軽に、市販のトリュフクリームソースパスタとチェダーチーズでしたが、うーん。。

しかし2日目に続きます。

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銘柄:シャトー・プランティ・ド・リュージャン
ヴィンテージ:1994
生産地:フランス(ボルドー・オー・メドック)
主要品種:メルロ(赤、辛口)

2015年3月1日日曜日

ヘルマン・デンホフ ノルハイマー・キルシュヘック・リースリング・シュペトレーゼ(Hermann Donnhoff Norheimer Kirschheck Riesling Spatlese)2005

急に忙しくなってしまってなかなかブログ更新が出来ないのですが、前回からの話の流れでヘルマン・デンホフの甘口について語りたいのですけれど、

例えば、デンホフのノルハイマー・キルシュヘック・リースリング・シュペトレーゼの2005は過去に4本飲んでいます。

購入したきっかけは、

2007年に飲んだリーゼラー・シュロスベルグ・カビネット1982に感銘!
→単なるQbAの2005も美味い!
→2008年にノルハイマー・キルシュヘック・リースリング・シュペトレーゼの2000を飲んで、これが美味すぎた!

という流れです。

開栓は2010年2月、2010年4月、2011年6月、2012年3月です。

過去のメモを見ると、

2010年2月
「適度な苦み。アフターのはちみつ感がスゲェ!ただし初日が一番良く、3日目には酸が完全に落ちて」

2010年4月
「印象同じ。美味いけど、なんか物足らんかなあ。料理とも合わせづらいし」

2011年6月
「やはり食事には合わないが、デザートワインとしては美味い」

2012年3月
「印象同じだが、初日は閉じている感じで、3日目が良かった」

となっていました。

前回記事で「デンホフってトロッケンよりも甘口の方が好印象なのですが、甘口リースリングだとどうしても料理とのマリアージュという点で悩むところがあります」と書いているのですが、やっぱり一貫して美味しいけど……の「……」が付いてしまうのですね。

遡って2000ヴィンテージのコメントを見ると「普通に美味い。美味すぎる。バランスが良すぎて物足りないくらい」と書いてありました。一見絶賛だけど、ちょっとモヤっとはしてる感じですね。

まあでも、普段ワインを飲まない人に食事と合わせないで飲ませるのであれば、デンホフの甘口は外さないアイテムかなと思ってはいます。

個人的にはヴァグナー・シュテンペルの方が更に好みではあるのですけれど。

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銘柄:ヘルマン・デンホフ ノルハイマー・キルシュヘック・リースリング・シュペトレーゼ
ヴィンテージ:2005
生産地:ドイツ(ナーエ)
主要品種:リースリング(白、甘口)